注文住宅は内装や外観などをある程度自由に決めて、理想の建物を建てることができます。
しかし、満足のいく住宅を建てるには、内装や外観だけではなく、周辺環境も大きく関わってきます。注文住宅を建てる際は、事前に周辺環境も確認しておきましょう。

周辺環境の善し悪しは、生活に大きく影響します。
まず、家が完成した後、どのような暮らしを送りたいのかイメージしてみましょう。人によって静かな環境、交通の便の良さ、利便性など、周辺環境に求める条件は違います。

商業施設や病院、交通機関などが近くにあると日々の暮らしが楽になりますし、お子さまがいる場合は、家から学校までの距離や治安などもチェックしておきたい項目です。

家は建てたあと簡単に住み替えることができません。家づくりで後悔しないためにも、周辺環境の確認は必須です。

地震・津波や洪水などの自然災害のリスクは敷地の場所によって大きく変わります。

津波や洪水についてのハザードマップや軟弱地盤と地震の想定最大震度に関する情報をあらかじめ知っておいて自然災害を避ける建物にする必要があります。又、その土地の用途地域や防火地域は建物のボリュームや高さ、構造を制約し、近隣の建物のボリュームも決めるので、事前（出来れば土地を購入する前）に市役所や不動産業者に確認しておく必要があります。

設計事務所が決まればそうした情報を改めて調べて設計する事になります。

土地探しをする際、昼に見学する方が大半です。
しかし、昼と夜では雰囲気がガラリと変わり、天気がよい昼間は活気があるけれど夜は人影がない等ということもあります。ひとつの視点で土地を見るのではなく、様々な視点から確認しておくことが大切です。

また、天候が違う日に見学することもおすすめします。雨が降ると水が溜まりやすかったり、天気が悪く風が強かったりする場合は、それなりの対策が必要です。

湘南にある当事務所は、新築戸建て、デザイン住宅、省エネ住宅、などの住宅だけでなく各種建築物の意匠設計・監理を行っている建築設計事務所です。「環境に優しい建物」をテーマとして、今まで培ってきたノウハウや知識、技術を活用し、ご満足いただける住まいのご提案をいたします。住まいに関することでお困りの際は、お気軽にご相談ください。（メニュー⇒設計事務所概要　参照）